外遊帳 2007 秋

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12月24日(月) 世間はクリスマスイブだけれど

世間はクリスマスだとか言って浮かれているけれど、私はクリスチャンではないので断固として遊びに行く。
というわけで、鳥見だ。
前回こけているので、今日は山方面へ行ってみた。
午後一杯走りまわったがベニヒワは見つからず、諦めて帰る途中で30羽ほどの群れを見つけた。
日が落ちる寸前だったので、あせって準備して数枚とると、タカがベニヒワの群れを襲い、群れはどっかに行ってしまった。カラマツにとまったタカを確認すると、コチョウゲンボウだった。あれま、こんな山の方で見るなんて珍しい。
コアカゲラ。たまに見かけるけれど希少な野鳥だ。 ベニヒワ。明るいうちに会いたかったなあ。
コチョウゲンボウだよなあ? アオジ!おい、もう冬だよ?


12月15日(土) ベニヒワに会えず。

今年はベニヒワがたくさん来ているという話なので、海岸の方まで探しに行った。
結局ベニヒワには会えなかったが、オジロワシやオオワシにはたくさん出会えた。
この時期には珍しくモズも見かけたが越冬個体かな?

こうやって見ると、風格がありますね。


モズを見つけた。渡らないのだろうか?

11月25日(日) 「娘、カメラマンデビュー」「知っていて止めない貴方(シロ)も同罪ですから」の2本でお送りします。

娘を近所の公園に連れて行った。
こんな時期はだーれもいない。独占だね。


娘は、私と一緒で高い所が好き。バカなのだろう

写真を撮りたいと言うので、カメラを持たせた。落とすのではないかとヒヤヒヤしたが、面白い形の木だとか、鳥だとか、色の違う落ち葉だとか、彼女なりの思いでシャッターを切るので楽しかった。彼女がもし有名カメラマンになったら、これが最初の作品だな(こういうのは、親バカという)。


一枚だけ白いのが、面白いのだそうだ。


左端ギリギリにアカゲラが写っている。


なんの思いがあるかは、わからない。

夕方、まつさんとシロさんがウチに来た。
まつさんは、ここ2週連続で自分の釣りの帰りにウチで飯を食っている。2週とも同行したわけではないので、なぜ彼がウチに寄るのか謎である。先週などは、「もう、飯食ってありますから」と言っていたのにも関わらず、きちんと1人前食べて帰った。娘はまつさんになついているが、まつさんがウチ(の飯)になつくのは止めて欲しい。餌付けした覚えなどないのだが。

今日の飯は、娘がスーパーで食べたいと選んだ、ホッキとシシャモとハンバーグだ。
和なのか洋なのかナンダカよく分からない組み合わせだが、今日は娘のために費やすと決めている日なので、言いなりだ。
ホッキは菜の花と辛し和えにした。
ハンバーグはキノコとワインとバターと中濃ソースで作ったソースをかけて食べた。
付け合せはインゲンだ。
まつさんが食うのは知っていたが、シロさんも負けていなかった。
五合炊いた飯はなくなり、ひき肉1s分のハンバーグも、お代わりに大根おろしとポン酢で出したらすぐになくなった。シシャモもホッキも当然なくなった。まあ、作るほうとしては嬉しいのだけれどね。



ホッキの刺身をつまみに、ワインを飲むというのもどうかと思うが、このワイン、珍しく不味いと思ったなあ。
チリ産の500円くらいのやつなんだけど、前に飲んだときには、そうはおもわなかったんだけど。

ところで、うちの居間の柱には、引っ越してきた去年から、娘の背比べの線が入れてある。
線を引き、2006,1,8 ○○などと日付と名前を書いているのだ。
新築だったし、傷をつけるのはどうかなとも少し考えたのだが、妻と私の分も書いておくことにした。いわば我が家のありがちではあるけれど、あったかい家族の歴史をそこに残したいという願いを象徴する神聖な場所なのだ。

なんで、突然そんな話をするかと言うと、ね。。。。



二人が帰った翌日に妻が、発見したのですよ。こんなのを。


2007,11,25 ○▼←まつさんの本名



誰だ○▼ってー!

そんな奴ウチにはおらーん!
そんな本名だれも知らーん!!
出入り禁止ー!!


11月24日(土) 地元河川で今シーズン初アメマス

ゆっくり午前中遅くに家を出た。鳥用のカメラとアメマス用の道具を持って。
鳥に遭えないまま、地元の大河に着く。
小春日和の風のない午後だ。

自分の釣っている岸には人はおらず、一人でのびのびと竿を振ることができた。
魚はたまーにしか掛からないけれど、気分のいい良い釣りであった。
魚は遡上モノだろうか、太いものが釣れ、一匹は60cmを越えていると思って計ったら、56cmしかなかった。いい魚だった。

4本釣ったところで、Hiroshiさんが来た。
こっちに来ている事は知っていたので、会えたらいいなあと思っていたので嬉しかった。
少しの間だけれど、話をすることもできた。
1尾追加した所で、満足したので、車に戻った。
車の前の流れは、去年同じ時期に入れ掛かりしたポイントなので、ちょっとだけ振ってみるかとミノーを投げ込んだ。数投目に魚が掛かり、「ああやっぱり入っているんだ」と思った。
3、4本追加し、30mほど下ったところで、入れ食いとなった。
6回投げて6回釣れた所でHiroshiさんに「スイッチ入ったみたいです」と電話した。
「そっちに行く」ということなので、それからはルアーを投げずにメールを打ちながらポイントを休ませた。
しかし、その甲斐むなしく、Hiroshiさんが来たときにはフィーバーは終わってしまい、がっかりだった。

すぐ帰ろうと思っていたのに、結局4時近くまで釣りをした。
同じポイントで15本くらい釣ったと思う。全て去年と同じミノーである。
60オーバーは出なかったけれど、50台は結構釣れた。ミノーをガップリと咥えるやる気のある食い方だ。
合計20本は午後の3,4時間としては十分な釣果だろう。
なんだかんだで、3週連続20本っていうのは上出来なのかもしれないなと思いつつ、「数じゃないんだよな」という気持ちもどっかにある。
最初のポイントで釣った5本の方が嬉しかったんだよね。


ひろーい。だーれもいなーい。


最初のポイントでは、スプーンへの反応が良かった。

11月18日(日) まあきち亭レシピ(イタリアンの部 パート2)

思いの他、まあきち亭レシピが好評だったので、第二弾を載せてみよう。こういうのはノリだからね。ゲストの反応はモチベーションのモトなのだ。まあ、その意欲も長続きしたことはないのだけれど。

今日はアサリを買ってきた。
アサリは酒蒸しが好きなのだけど、それじゃあ私のつまみにしかならない。
妻と娘のリクエストにより、先週に引き続きパスタにすることになった。
前菜には、こないだ買いそびれたタコで、カルパッチョを作ろう。
スープは先週のトマトが熟してサラダにはならないので、それでいいね。

まずは、あんまり深く考えずに小ネギとパプリカを刻む。同時にワインの栓を抜く。
余談だが、私はワインが大好き。しかもたいして味がわからないので、1000円以下の安いヤツでOKだ。今日のは700円くらいのフランスの赤ワイン。銘柄は知らない。読めない。
魚でも肉でも赤ワインを飲むことが多い。
まあ、つまりなんでもいいのだ。

今日のまかないは、焼いたササミに小ネギをたっぷりのせて醤油をたらしたもの。
ササミは国産肉が、何故か激安価格だったので、まとめ買いしてしまった。
これも美味いんだよねえ。小ネギ系のネギたちってエライよねえ。





前菜のカルパッチョは、ニンニクとパプリカをちょっとだけ炒めて、塩、胡椒、バルサミコ酢を入れて、すっぱいソースにしてみた。
出来はねえ。
微妙ですねえ。改良の余地がある、といいますか、山葵醤油に勝っていないんだよねえ。
しかし、お世辞を言ってまた作らせようとしているのかなんなのか、妻には大そう評判が良かった。
今度、別の人に食わしてみよう。

さて、パスタだが、オリーブオイルでにんにく1かけを炒めたら、アサリを投入。
酒蒸しの要領で日本酒を入れて貝が開くまで待つ。
開いたらエリンギを入れ、牛乳100cc(例によってテキトー)を入れる。
煮立ったところに、味噌を大さじ1(当然テキトー)を溶き入れる。
塩コショウで味を調節したようなしないようなの後、茹でたパスタを加えて混ぜたら、刻んだ小ネギをパラパラとかけて、はい完成。
簡単。それでいつもの、ボンゴレとは一味違う味が楽しめます。
どうもレシピとは名ばかりで、テキトーという用語が飛び交っていて、参考にならんなコリャ。
けど、いちいち計らんし、酔っ払いながら作るしなあ。



トマトのスープはトマトをミキサーでジュースにして、スープと、塩を入れて煮ただけ。
これは失敗ナシのお勧めスープだと思う。美味いなあと思うもの。
後、下の右の写真は、2皿目の梅干とササミのパスタ。
ウチでは、だいたい2皿目に別のパスタを食べる。
その楽しみのために、一皿目では腹が一杯にならない程度の盛にしておく。
簡単で、あっさりしているというのが条件だ。
納豆のパスタの時もあるけど、梅を使ったのが多い。
この梅、今年の夏、はじめて自分で漬けた梅干だ。
このパスタのお味は◎ 
やっぱ、日本人には和食なのかなあ。



11月17日(土) フライでアメマス釣り パート2

連続で行けば、フライに慣れてもっと楽しくなるに違いないと、今週もフライフィッシングに挑戦だ。今回は別の河川に行ってみた。
もう少し早い時期にゴッソリたまっていたアメマスはみーんなどっかに行ってしまっていたので、大きくポイントを移動して魚を探しながら釣りをした。

こないだよりは、投げるのも上手くなり、疲れは減ったが、今日は木の枝に何度もフライを引っ掛けてしまった。前回よりも、川岸の木が覆いかぶさっている所がポイントだったせいだ。ちょっと油断するとすぐにひっかけてしまう。くそーっ。
フライは、カレイなんかに使うエッグボールを買ってきて、家にあったルアー用のバーブレスシングルフックを突き刺してアロンアルファーで止めたものを使った。こんなイカサマお手軽フライにも、鱒はよく反応してくれた。
結局大きな群れは発見できなかったが、群れを探しつつ20本くらいは今日も釣った。
ルアーマンが1,2匹同じポイントから引きずりだしていて、上手い人なんだなあと思ったが、その人がいなくなった後、同じ場所にフライをキャストしたら、7回連続で魚が食いついた。また、別のところでは、ホトンド止水の深場に、竿の長さくらいだけちょろっと振り込んだら、コレまた7,8本連続で釣れた。「うーむ。やっぱりフライはずるいんじゃないのか?」という感想を持たざるを得なかった。

フライの楽しさや奥深さや難しさに異論など全くないが、今日の釣りはつまらなかった。
ガツンというアタリの感じないインジケーターの釣りだからつまらないのか、簡単に釣れすぎたからつまらないのか、ヘタすぎてつまらないのか分からないけれど、来週はルアーにもどろっと。


バーブレスは外すのが簡単でらくちんだ。


なかなかのコンディションの魚が釣れた。


細いけれど、まあまあのサイズだ。


天気もいいし、人もあんまりいなかった。


11月11日(日) フライでアメマス釣り

眠っているフライロッドを引っ張り出して、道東河川にアメマスを釣りに行った。
何年ぶりかは覚えていなけど、少なくとも、去年もその前も行っていないよな。

Nさんにアレコレ貸して頂いての、パラサイトフィッシングだ。
魚は数えていないが、20匹前後は釣ったと思う。
ルアーでは反応しないか、1,2尾でスレてしまうであろう状況でも、何度も反応してくれるのは、フライの強さだなあと感じた。道東の有名河川で、何故あんなに人がいるのにみんな行くのかなあと思ったけれど、その意味がわかった。人が散々攻めたポイントでも、釣りになるのだ。私のヘボ技術であってもだ。

釣りはじめたのは、日が高くなってからだし、釣れるポイントに着いたのは、昼ごろだったから、20本という釣果は悪くないけれど、釣りとしては今ひとつであった。
けれど、それはフライフィッシングという釣りがつまらないとか、渓相が良くないとかいうことではなく、単に自分がヘタだからだ。
1日中竿を前後ろに振ってキャストするというのが、物凄く疲れた。
さらに、ラインが絡んだだのなんだのというトラブルを連発した。
アタリだかなんだかもよく分からないし、何匹もバラしもした。
気持ちよく釣っている時間より、ストレスの方が多いのだ。
キャストが上手になれば、体も疲れないだろうし、絡んだりもしないのだろうから、これは上達するしかないのだが、数年に一度しかフライロッドを振らないのであれば、上手くなどならないよな。

サイズは69cm(Nさんは68,5cmとか言っていたけど、0,5cm刻みで魚を計測したことはないのだよ、私は。)という大型の魚も出たのだけれど、喜びがねえ。太くなかったしねえ。


Nさんは私の倍以上のペースで釣っていく。上手だなあ。


エッグボールという餌をインジケーターという浮きにつけて釣る。


魚のサイズも悪くなかったのですけれど。


11月10日(土 夜の部) まあきち亭レシピ(イタリアンの部)

帰ってから、久しぶりに飯を作った。
たまには、作っているところから、写真を載せてみよう。
メニューは、トマトのスパゲッティー、ジャガイモのスープ、フクラギのカルパッチョの3品。



トマトソースは学生時代からよく作る。生のトマトを湯剥きして使うこともあったが、大抵はトマトの水煮缶を使っていた。
スープの素を入れたり、ローレルを入れたりして色々試したが、最近では塩のみに落ち着いていた。

今日は、トマトを湯剥きもせず、丸ごと使う。
皮と種を取らずにトマトソースを作ると激ウマだという情報が入ったからだ。
売っていたトマトはソースにするには少し熟度が足りないと思ったが、それしかなかったので仕方がない。なるべく赤いのを選んで買って来た。
早速調理だ。
ヘタをとったら、2つか4つに切り、ミキサーにかけ、裏漉しする。
フライパンにオリーブオイルを熱し、裏漉ししたトマトを入れ、20分ほどトロトロと火にかける。
そして、塩で味付けする。
これでおしまい。
作り方自体はシンプルだが、裏漉しなどに手間が少しかかる。

パスタの付け合せには、オリーブオイルでカリッと焼いた鶏肉と、エリンギを添えた。
トマトソースに付けて食べたらよく合いそうだ。

前菜にタコでも買って来てカルパッチョをしようと思っていたのだが、近所のスーパーではタコが意外に高かった。手ごろな値段で美味そうなフクラギが売っていたので、それにした。刺身をつまみで食いつつ、カルパッチョを作る算段だ。

フクラギの刺身は、山葵と醤油で食べてみると、なかなかいい味だ。
こんがり焼けた鶏肉を、刺身についていたツマの上に乗せ、ポン酢をかけて一口で食べたら、これまた美味い。鳥の皮のパリパリとダイコンのしゃきしゃきがたまらない。
料理をしながら酒を呑むというのが私の大きな楽しみなのだ。
トマトを火にかけている間に2缶も飲んでしまった。
こうやって、一人でマカナイを作りツマミにしたり、味見をしつつ作るので、できあがったころには、お腹がホトンド満腹になってしまうというというのが、欠点ではあるのだが。



カルパッチョのソースは、オリーブオイルにグラナ・パダーノというチーズ(パルミジャーノよりちょっと安い)を卸ろして入れ、塩コショウで味を整えただけだが、チーズが美味くて、いい感じになった。パプリカは生でもいいけれど、ほんの少しだけ炒めると、歯ごたえを残しつつ、甘みだけになってよい。大葉は、まあきち亭のカルパッチョには大抵そえられる。
まあ、けれど、自分が食うなら、ポン酢ダイコン鶏肉の方が手軽且つ美味いかもしれない。



ジャガイモのスープは、電子レンジで柔らかくしたジャガイモ1個か2個を、牛乳とコンソメスープ(1カップずつぐらいかな。テキトーだけど)と一緒にミキサーにかける。これを鍋で温めて、少し塩で味を調えたら完成。これも漉すと口当たりが良くなるのだろうが、メンドーなのでそのままだ。手軽でない料理はあまり実用的じゃない。

さて、問題のトマトスパゲッティーの味だが、妻の評価は満点。自己評価は80点というところか。
減点分は、レシピ上の問題ではなく、トマトの問題だ。
トマト自体の風味が生きるところが素晴らしいが、生で少し若い(青臭い)なと感じたそのままがソースに出ていた。これは、夏にしっかりと枝で熟れたトマトを使えば最高に美味いソースになると思う。非常に高い可能性を感じたので、来年、いいトマトが手にはいる頃が楽しみだ。


11月10日(土 昼間の部) 娘とテラピア

いい天気。
「釣りに行ってきてもいいよ。」
という妻の優しさにカンドーして、今日一日を家族に費やそうと決めた。

娘に釣りに連れて行けとせがまれ、昨年ウグイを釣った川へ行った。
2,3ポイントを移動してみたが、ウグイはおらず、白鳥と鴨がいた。

餌付けはダメだよ。」「違うよ、お昼ごはんを半分コしているんだよ。
と、昼ごはんのサンドイッチの大半をハクチョウ達にあげてしまった。


温泉が流れ出る水路で、テラピアを釣った。

どうしても魚が釣りたいというので、テラピアのいる水路に行った。
2,7mの振り出し竿は娘でも扱いやすいようで、自分で振り込み、あわせ、取り込んでいた。
小さいウグイと、テラピアがたくさん釣れた。
私にも少しやらせろと餌を投入するが、2,3度アワセそこなうと、娘は気を使って、
「パパ、がんばって!」
だと。

餌のサシも自分でつけたいと言う。


ウグイとテラピアとあわせて20匹くらい釣った。

寒くなってきたので帰ろうと言っているのに、震えながら、
「寒くない。まだやる。」
という彼女。なかなか見どころがある。
途中で、靴と靴下を濡らしてしまっていて、ヒドク寒いはずなのに。

11月4日(日) エノキ採り

ゆっくりと起き、鳥見の道具を車に積み込み、河畔林を巡ってあちこち歩いた。
が、鳥は少なく、風も出てきたので、写真は殆ど撮れなかった。
林には、ヌメリスギタケモドキやらエノキやらがあったけれど、もう少し早い時期でないとなかなかいいのはないようだ。大きな株も見つけたが、既に悪くなっていた。もったいない。
とりあえず、まあまあのエノキを1食分だけ採ってきた。


もう少し早ければ大量だったのに。


十勝川の下流に、鵜がたくさんいた。


ホコリタケ。触るとホコリの様に胞子を飛ばす。


なかなか美味かった。

10月29日(月) 道東河川に魚をバラシに行った。

たまの平日休み、毎年この時期行っている川に午後から釣りに行った。
入ったことのない上流域に行ってみたが、ポイント間が近くて楽しかった。
魚は山ほどいるが、なかなか口を使わない。
しかし、それがかえって楽しめた。
1尾目は、フニャ竿+ドラグゆるゆるのためフッキングが甘く、バラした。
2尾目、3尾目は、なぜかバラした。
4尾目は、この日一番の大物だった。
スプーンをフォーリングさせながら対岸の深みをドリフトさせるという超絶技巧で食わせ、アワセもバッチリ決まったが、ドラグをしめすぎて『バッチーン』とルアーを持っていかれてしまった。
ドラグ性能の悪い安物リールと、付けっ放しのサビサビフックと、安物サビサビテクニックのお陰で、その後もバラシまくり、結局キャッチは2匹のみ。サイズも40cmぐらいと情けない結果だったけれど、満足度の高い釣行だった。
喰わないと思っていた、この時期のアメマスの攻め方がわかった(アタリはそれなりにあったのだよ)し、喰わない魚をくわせるのが楽しかった。そして、やはり平日釣行はいい。他の釣り人には一人しか遭わなかった。


貴重な釣果。写真はこの1枚しか撮らなかった。


10月21日、22日 カヤック&キャンプin道東

道東の川へカヤックを漕ぎ出して、人のいない所でテントを張り一泊してきた。
初日は降ったり止んだりの雨、次の日は快晴ながら強風で、カヤックを漕ぐのはしんどかったし、朝にはテントの周りに置いてあった荷物が凍るほどの寒さだった。その寒さの中、蚊が多かったのにも驚いた。次の日数えると、首まわりだけで20数箇所刺されていた。
流域に人が見当たらないという点では、昨夏に行ったユーコンを越える。
エゾシカや野鳥を見ながら川を下った。中でも、猛禽類を印象的だった。
オジロワシ、ハイイロチュウヒ、コチョウゲンボウ、ノスリ、トビが葦原の上を飛び回っていた。
キンゾーさんが
『あの鳥なに?』
と聞いた鳥がハイイロチュウヒだった。
いつも見るワシタカ類ではないと見抜くとは、いい観察眼をしている。
引っかかっているルアーを見つける目には更に驚かされるが・・・。

夜、テントの外に出ると、降るような星空であった。
これほどの星は、最近では見たことがない。
短い時間に、流れ星が幾つも流れた。


私は鳥を見つけながら、彼はルアーを見つけながら。


夕飯はラーメンとビールとウイスキーと焼き鳥缶とソーセージ。


テントの目の前は、すぐ川だ。
朝は、快晴。冷え込みは厳しいが、この時点では無風だった。
コーヒーと茹でたソーセージを挟んだバターロールで朝食をとる。

2日間の釣果は、アメ3、ウグイ3。
しかし、文句なく、今年最大のイベントである。

10月13日(土) ラクヨウを拾いに

午前中仕事、夜仕事だったので、合間をぬって、娘とキノコを拾いに行った。
することがないからと言って、たいして気乗りしない風だった娘も、現場に着くと喜んでキノコを探したり、セミの抜け殻を見つけたり、山ぶどうを口に入れたりして楽しんでいた。
キノコなど採ったことがないので、妻は口にしなかったが、娘は喰っていた。
まあ、口にしない人が一人はいないと、もしもの時にはマズイからね。


ハナイグチ。通称ラクヨウ


大根おろしとポン酢で頂きました。